研究課題/領域番号 |
15K08103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
宮本 篤 札幌医科大学, 医学部, 教授 (50166196)
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研究分担者 |
横田 伸一 札幌医科大学, 医学部, 教授 (10325863)
白石 宗 札幌医科大学, 医学部, 助教 (70725168)
北川 学 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70751270)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 肺炎球菌 / ムコイド / 抗菌ペプチド / 納豆由来ペプチド / MIC / 抗菌性物質 / バイオフィルム / MBEC / 薬剤抵抗性 |
研究成果の概要 |
北海道全域から集められた肺炎球菌1,061株からムコイド株51株が得られた。バイオフィルム形成能、各種抗菌薬の最小バイオフィルム抑制濃度、増殖速度等を評価したが、ムコイド株、非ムコイド株で顕著な差は認められなかった。評価の過程で、納豆由来ペプチドが肺炎球菌とBacillus 属の Bacillus subtilis groupに特異的に殺菌作用を示すことを見出した。その作用メカニズムについて、肺炎球菌に対しては細胞分裂時の分離異常によって起きる溶菌の亢進であることが示唆された。納豆由来ペプチドは、肺炎球菌に対してムコイド、非ムコイド、薬剤耐性の有無にかかわらず同程度の殺菌活性を示した。
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