研究課題/領域番号 |
15K08104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
佐塚 泰之 岩手医科大学, 薬学部, 教授 (90162403)
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研究分担者 |
杉山 育美 岩手医科大学, 薬学部, 助教 (80509050)
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連携研究者 |
及川 浩樹 岩手医科大学, 医学部, 講師 (50285582)
西塚 哲 岩手医科大学, 医学部, 特任教授 (50453311)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | リポソーム / 経口投与 / M細胞 / 悪性貧血 / M細胞 |
研究成果の概要 |
本研究は、胃がんなどによる胃摘出後に発症するビタミンB12 (VB12)の欠乏を原因とする巨赤芽球性貧血患者のQOL向上を目的とした経口投与型VB12製剤を開発することである。胃内因子なしにVB12を生体内へ吸収させるため、ウイルスと類似構造をしている薬物キャリアであるリポソームを使用し、免疫応答に寄与している腸管上皮細胞のパイエル板に存在するmicrofold cell(M細胞)から吸収されることを期待した。マウスに投与した結果、VB12内封リポソームは水溶液に比べて血中VB12濃度を増大させ、その吸収過程にはM細胞が関与している可能性が考えられリポソーム化による有用性が示唆された。
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