研究課題/領域番号 |
15K08143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
燕 軍 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (20316350)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 自律神経 / 上下腹神経叢 / 下下腹神経叢 / 逆行性標識 / ヒト / ラット / Flk1マウス / 内臓神経線維 / 結腸 / 骨盤神経叢 / 腸内神経叢 / 順行性標識 |
研究成果の概要 |
ヒト結腸に分布する内臓神経線維は今でも不明瞭である。ヒトとラットの結腸に分布する上下腹神経叢の「走行パターン」に違いがなかった。ラットの上下腹神経叢を標識して、末梢分布が結腸のかなり広範囲に分布していることを示唆された。これらの内臓神経線維のニューロンは仙髄で観察されなく、腰交感神経節にしか観察されなかったことから、ラットのこの神経叢線維の性質が「交感神経線維」だけだと思われる。結腸に分布する骨盤由来の「副交感神経線維」は「下下腹神経叢」の成分だと推測される。中腸に分布する副交感神経線維成分をトランスジェニックマウスFlk1初期胚用い、切片標本をVIP染色法で染色し観察する方法を確立した。
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