研究課題
基盤研究(C)
環境ストレスは様々な臓器に遺伝子変異を引き起こし、心筋症や癌など致死的な疾患に関与していることが多いが、その疾患部位に発現しているため、変異はほとんど解明されていない。組織特異的なストレス誘発変異を解明するため、疾患組織から高純度DNAを抽出し、次世代シーケンサーで点突然変異を正確に解析する手法を確立した。この方法で後天的に発症した拡大型心筋症の新規変異の同定に成功した。
拡張型心筋症は、遺伝性のケースと孤発的に発症するケースがある。孤発性心筋症は様々な環境因子が作用しているが、遺伝子変異が心臓組織のみ発現しているため、変異解析は困難であった。そこで微量ですべての変異を検出する技術を開発し、孤発性拡張型心筋症の新規変異を発見した。今後の心筋症の治療に大きな進展をもたらすと考えている。
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