研究課題/領域番号 |
15K08229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 鳥取大学 (2016-2017) 滋賀医科大学 (2015) |
研究代表者 |
今村 武史 鳥取大学, 医学部, 教授 (00552093)
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研究分担者 |
森野 勝太郎 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (90444447)
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連携研究者 |
櫻井 英俊 京都大学, iPS細胞研究所, 准教授 (80528745)
田和 正志 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (10510274)
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研究協力者 |
岩崎 広高
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 骨格筋細胞 / 脂肪酸受容体 / 血管内皮細胞 / インスリン抵抗性 / 幹細胞機能 |
研究成果の概要 |
本研究ではヒト骨格筋細胞分化モデルを用いて、筋繊維特異的な分化機序を明らかにした。骨格筋細胞分化初期に一過性の高発現が認められたmicroRNA (miR)-494は、分化成熟に伴い有意な発現量減少が認められた。miR-494過剰発現により、骨格筋細胞分化は好気的代謝活性の高いⅡa型筋繊維形成有意が有意に抑制され、細胞の酸素消費率を低下させることが見出した。即ち、miR-494発現が過剰である場合は好気的代謝活性の高い骨格筋線維が減少すると考えられた。以上の筋繊維型特異的な骨格筋細胞分化調節機序より、miR-494がサルコペニアなどの筋萎縮症に対する創薬標的となり得ることを明らかにした。
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