研究課題
基盤研究(C)
我々は被爆・病理診断情報とリンクした長崎原爆被爆者の新鮮凍結生体試料の収集を行っている。収集試料のRNAの品質に影響する因子を明らかにするため、抽出前凍結保存期間や抽出核酸量との関係を臓器別に解析したところ、凍結保存期間、核酸抽出量、臓器、腫瘍部または正常部の違いの影響を受けることが示された。さらに、核酸抽出試料を用い、被爆者腫瘍部と周囲の正常部組織DNAを用いたaCGH法による網羅的解析を行い、肺腺癌、扁平上皮癌ともに、被爆距離が2km未満の近距離群の方が、被爆距離2km以上の遠距離群より、腫瘍部では遺伝子増幅と欠失の領域の大きさや頻度が多いことが示された。
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広島医学
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