研究課題/領域番号 |
15K08811
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
小林 法一 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (30333652)
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研究分担者 |
山田 孝 目白大学, 保健医療学部, 客員研究員 (70158202)
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研究協力者 |
安永 雅美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 認知症 / 認知症ケア / 作業療法 / 生活行為 / 人間作業モデル / BPSD / ケア / ハビリテーション / 参加 |
研究成果の概要 |
認知症の人にみられる徘徊や妄想,暴言・暴行などは,BPSDと呼ばれ,適切な支援によって軽減できることが知られている.代表的なのが本人にとって大切で意味のある役割活動への参加支援である.しかし,そうした活動は個人によって異なるため,その特定が最大の課題となっている.本研究では,BPSD の低減に有効な個々人固有の活動・役割を特定する評価方法の開発に取り組んだ.その結果,2つのツールを活用する有望な方法を見出した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
介護の現場では,本人が何を望んでいるのか,いま何をしたいのかといった思いを理解し,それに応える支援を行うことが重視されている.これにより驚くほど穏やかとなりBPSDも収まる場合がある.しかし,思いの理解は難しく「何がしたいのか」(活動)の特定に苦慮するケースが少なくない.本研究はこの課題に正面から応えようとするものであり,有望な方法が将来的に確立されることによってもたらされる利益は非常に大きい.今回はその可能性を広げる成果を得た.
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