研究課題/領域番号 |
15K08858
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病院・医療管理学
|
研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
小島原 典子 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (50226867)
|
研究協力者 |
河合 富士美
鈴木 孝明
重川 須賀子
加藤 砂織
山口 直比古
森實 敏夫
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | systematic review / guidelines / text-mining / literature retrieval / 文献検索 / システマティックレビュー / PICO / クリニカルクエスチョン / 診療ガイドライン / 文献検索データベース |
研究成果の概要 |
診療ガイドラインのためのシステマティックレビュー作成において、効率的な文献検索法を簡便なツールとともに提案し、疾患専門医だけでなく、多種職で検証することを目的とする。サーチフィルター、新しいテクノロジーの応用などのエビデンスを収集した。包括的なPubMed検索と適切な選定作業を支援するウェブツール(pmSearch)を作成し、その有用性を検討した。標的文献が一つ追加ごとに、選定された文献と対照文献のタイトルとアブストラクトの単語の頻度を解析し、5回のソーテイングで40文献から4件の標的文献を選定できた。効果指標としてのWork Saved over Samplingは0.75であった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
欧米の診療ガイドライン作成におけるシステマティックレビューでは、医療と関係のない多様なメンバーによって作成されることが多い。わが国では、システマティックレビューから学会の疾患専門家が関わることが殆どである。我々は、診療ガイドライン作成グループの疾患専門医が持っている当該トピックに関する知識を活用して標的論文として採用されるべき既知の論文を予め設定し、さらに文献検索とスクリーニングを1ステップとすることにより効率化できると考えた。テキストマイニングの手法を用いたpmSearchを用いることで、システマティックレビューのための文献検索の客観化、効率化が可能になることが示唆された。
|