研究課題/領域番号 |
15K08877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
米満 孝聖 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (10128332)
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連携研究者 |
西谷 陽子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (30359997)
笹尾 亜子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (80284751)
大津 由紀 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 専門技術職員 (90404342)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 肺動脈血栓塞栓症 / 抗精神病薬 / 脂質メディエーター / LC-MS/MS / 法医解剖 / アラキドン酸カスケード |
研究成果の概要 |
抗精神病薬服用者に発症する肺動脈血栓塞栓症の発症機序の解明を目的として、非定型抗精神病薬クロザピンをラットに連続投与して、血栓形成に関与する血漿中脂質メディエーターをLC-MS/MSで分析した。ラット血漿中TXB2濃度は極めて大きな個体差があり、薬物投与群と対照群に有意差はなかった。6-keto-PGF1αは検出限界以下であった。 肺動脈血栓塞栓死事例の病理組織学的検討では、新鮮血栓、器質化血栓およびその混在事例があり、死亡までの数週間以前に発症していたことが疑われた。抗精神病薬服用者の急死予防のために入院加療中における肺動脈血栓塞栓症発症の予防策が重要である。
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