研究課題/領域番号 |
15K08957
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
藤原 靖弘 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (40285292)
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研究分担者 |
渡邉 俊雄 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (50336773)
富永 和作 大阪医科大学, 医学部, 特別任命教員教授 (80336768)
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研究協力者 |
沢田 明也 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 後期臨床研究医
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | バレット食道癌 / マイクロバイオーム |
研究成果の概要 |
バレット食道からの腺癌発生は炎症性発癌であり、近年大腸癌で指摘されているように消化管内の細菌の関与が示唆される。ラットモデルを用いて抗生物質投与による食道細菌叢の変化が発癌に及ぼす影響を検討した。抗生物質投与により明らかな食道細菌叢の変化を来した(Lactobacillalesの低下、Clostridium cluster XIVa and XVIIIの増加)。しかし、食道腺癌の発生率はコントロール群89%、抗生物質投与群71%と有意差を認めなかった。以上より食道細菌叢の変化は食道腺癌の発生に影響を及ぼさないことが示唆された。
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