研究課題/領域番号 |
15K09018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 義人 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70244613)
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研究分担者 |
山口 寛二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50381950)
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連携研究者 |
藤田 潤 京都大学, 医学研究科, 教授 (50173430)
伊藤 克彦 京都大学, 医学研究科, 准教授 (90281097)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Apg-2 / 分子シャペロン / 肝癌 / 細胞周期 / ユビキチン化 / 脂肪肝炎 |
研究成果の概要 |
蛋白質の恒常性維持を担う分子シャペロンの異常は、細胞の機能不全から、代謝異常、発癌、神経変性疾患の要因となる。我々は、ヒト肝がんで高発現しているHSP110ファミリーに属するApg-2に注目し、Apg-2-/-マウスが肝発癌や高脂肪食負荷による脂肪肝形成に抵抗性を示すことを見出した。Apg-2-/-マウス由来の肝癌をRNA sequenceで遺伝子発現解析したところ、細胞周期G2/Mに重要なCDK1/CyclinB1が低下しており、肝癌細胞株の検討でも同様であった。分子シャペロンが糖脂質代謝を介して、肝癌のアポトーシス抑制や細胞周期を制御することが判明し、癌治療の標的と成り得ると考えられた。
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