研究課題/領域番号 |
15K09020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
王 挺 岩手医科大学, 医学部, 助教 (70416171)
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連携研究者 |
滝川 康裕 岩手医科大学, 医学部, 教授 (50254751)
宮坂 昭生 岩手医科大学, 医学部, 准教授 (80382597)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | TGF-β / IFN/5-FU 併用療法 / HCC / IFNα-2b / 5-FU / ERK1/2 / E-cadherin / Claudin-1 / 浸潤性肝癌 / 化学併用療法 / TGFβ |
研究成果の概要 |
基礎的研究:5-FU は、肝細胞癌細胞においてTGF-βの発現および分泌を誘導する。また、5-FU は、TGF-βの細胞死シグナルを抑制し、ERKを介して細胞浸潤シグナルを増強する。一方、IFNα-2bは、5-FUのこれらの作用を抑制することが明らかになった。 臨床的研究:IFN/5-FU 併用療法の治療効果を認めた進行肝癌患者では、TGF-βの血中濃度が治療後に著明に減少した。しかし、C型肝炎の背景を持つ患者については、症状改善例群と不応例群では、治療後TGF-βの血中濃度が治療前よりはすべて低下し、群間有意差は認められなかった。
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