研究課題/領域番号 |
15K09077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京大学 (2017) 名古屋大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
山崎 正俊 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員(主任) (30627328)
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研究分担者 |
佐久間 一郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (50178597)
本荘 晴朗 名古屋大学, 環境医学研究所, 准教授 (70262912)
芦原 貴司 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (80396259)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 心房細動 / ローター / アブレーション / 位相分散 / ダントロレン / 心房梗塞 |
研究成果の概要 |
心房細動の駆動源である渦巻き型旋回興奮波(ローター)に対する高周波通電治療が報告されたが、細動停止に至るメカニズムやその効果に関して十分明らかにされていない。本研究では、ローターを標的にした焼灼治療による細動停止機序を、活動電位光学マッピングシステムを用いて解明した。心房細動を駆動するローターに点状焼灼を心内・外膜側から施行すると、7例中の2例において細動の停止を認めた。細動が停止しなかった例では、高頻度興奮部位が心房内を大きく移動したために停止しなかったことが判明した。ローター本体への焼灼よりも、ローターの移動経路遮断を主軸において焼灼治療を選択する必要があることが示唆された。
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