研究課題/領域番号 |
15K09079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
土肥 薫 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (50422837)
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研究分担者 |
伊藤 正明 三重大学, 医学系研究科, 教授 (00223181)
中森 史朗 三重大学, 医学系研究科, 助教 (10632359)
山田 典一 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (60303731)
藤本 直紀 三重大学, 医学系研究科, 講師 (80718289)
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研究協力者 |
佐藤 雄一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 左心系心疾患 / 肺高血圧症 / 左心系疾患 |
研究成果の概要 |
心不全で入院し心臓カテーテル検査を受けた32名のうち、受動性後毛細血管性肺高血圧症(Passive pc-PH)群 9名、反応性後毛細血管性肺高血圧症(Reactive pc-PH)群 6名にRho キナーゼ阻害薬であるFasudilを1 mg/min で30 分間投与した。Passive pc-PH群では、全身血管抵抗は低下したが、肺血管抵抗に変化は認められなかった。Reactive pc-PH群では、肺血管抵抗・全身血管抵抗ともに低下傾向を認めたが、統計学的有意差には至らなかった。両群で心係数は有意に増加した。以上より病態の違いによるRho キナーゼ阻害薬に対する反応性の差異が示唆された。
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