研究課題/領域番号 |
15K09316
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
出口 健太郎 岡山大学, 医学部, 客員研究員 (80467753)
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研究分担者 |
太田 康之 岡山大学, 大学病院, 講師 (20746854)
菱川 望 岡山大学, 大学病院, 助教 (90378175)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 脳血管障害 / 低酸素ストレス / 酸化ストレス / アストロサイト / 脳梗塞 / 脳組織保護 |
研究成果の概要 |
本研究では脳梗塞の低酸素および酸化ストレスにおけるアストロサイトの役割に注目し、マウス局所脳虚血モデルを用い解析した。大脳組織切片の免疫染色にて、低酸素ストレスマーカーであるHIF1α発現は脳梗塞発症12時間後に脳梗塞巣周辺にて顕著に増加し、抗酸化ストレス作用のあるGSH発現は脳梗塞発症72時間後に最大だった。in vivo imagingと免疫染色において酸化ストレスマーカーであるNrf2発現は24時間後がピークであり、ニューロンとアストロサイトでNrf2は発現していた。以上より、脳梗塞病態には低酸素ストレスがまず関わり、次いで酸化ストレスが関わり、アストロサイトの関与があることが判明した。
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