研究課題/領域番号 |
15K09469
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 金沢医科大学 (2016-2017) 新潟大学 (2015) |
研究代表者 |
樋口 雅也 金沢医科大学, 医学部, 教授 (50334678)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | USP10 / 造血肝細胞 / 脱ユビキチン化酵素 / アポトーシス / 造血幹細胞 / DNAダメージ応答 / 骨髄不全 |
研究成果の概要 |
細胞内ストレス応答に関わる脱ユビキチン化酵素USP10のノックアウト(KO)マウスを作製した。KOマウスは骨髄不全を伴う重度の貧血により生後1年以内にすべて死亡した。骨髄不全は造血幹細胞(Hematopoietic Stem Cell: HSC)のアポトーシスによる枯渇が原因であり、HSCのアポトーシスは胎生14.5日に始まっていた。胎仔肝臓由来のUSP10 KO HSCを野生型(WT)照射マウスに移植しても血球系細胞の再構築は認められず、逆にWT HSCをKOマウスに移植すると完全に再構築できた。したがってUSP10はHSCの維持に必須の脱ユビキチン化酵素であることが明らかとなった。
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