研究課題/領域番号 |
15K09556
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
廣畑 俊成 北里大学, 医学部, 客員教授 (90189895)
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研究分担者 |
永井 立夫 北里大学, 医学部, 講師 (60365947)
小川 英佑 北里大学, 医学部, 助教 (30525423)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | NPSLE / acute confusional state / MRI / IL-6 / anti-Sm / C5a / 脳血液関門 / 自己抗体 / 抗Sm抗体 / 単球 / 中枢神経ループス / 補体第5成分 / ループス腎炎 / 脳MRI |
研究成果の概要 |
Acute confusional state(ACS)は、中枢神経ループス (NPSLE)の中でループス精神病の中で最も重篤な病態である。今回の研究においては、まず、脳MRIの異常、血清抗Sm抗体、血清IL-6が予後規定因子となることが明らかになった。一方、NPSLEにおいては補体の古典的経路や副経路の活性化とは異なる機序で血清C5aの増加をきたしていること、さらに、血清中の自己抗体の中で、抗Sm抗体がNPSLEにおける脳血液関門の障害に最も貢献していることが明らかになった。また、抗Sm抗体は抗RNP抗体の存在下に単球の炎症性サイトカインの発現を上昇させることを証明した。
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