研究課題/領域番号 |
15K09565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感染症内科学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
鈴木 史子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 特命助教 (80291376)
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研究分担者 |
島田 一郎 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (20272908)
西山 晃史 新潟大学, 医歯学系, 講師 (80452069)
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連携研究者 |
松本 壮吉 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30244073)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 結核 / CpGオリゴDNA / 形質細胞様樹状細胞 / 骨髄系樹状細胞 / 共刺激分子 |
研究成果の概要 |
増殖期および休止期の結核菌が発現するタンパク質抗原である「M」はDNA結合性を保持している。一方、天然型CpGオリゴDNAである「G」は形質細胞様樹状細胞を活性化する。この2つを組み合わせて動物に投与すると結核菌感染への抵抗性が増すことが示唆されたため、本研究はこのメカニズム解明を目的とした。その結果、ヒト末梢血単核球細胞をこの抗原とCpG-DNAと共培養するとIFN-α産生の増強と共刺激分子の発現亢進が誘導されること、この増強作用はこの抗原を介したCpG-DNAの細胞内移行の亢進に起因すると考えられることを明らかにした。 本研究成果は結核ワクチンの創製につながる重要なものと考えられる。
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