研究課題/領域番号 |
15K09710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
丸尾 良浩 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80314160)
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研究分担者 |
藤原 亮一 北里大学, 薬学部, 講師 (40631643)
松井 克之 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (60595924)
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研究協力者 |
Tukey Robert H
柳 貴英
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 母乳性黄疸 / 遺伝性非抱合型高ビリルビン血症 / ビリルビンUDP-グルクロン酸転移酵素 / UGT1A1 / Gilbert症候群 / 新生児 / 核黄疸 / 新生児高ビリルビン血症 / 新生児黄疸 / 体質性黄疸 |
研究成果の概要 |
母乳性黄疸の安全な管理のため症例解析を行いUGT1A1の変異を同定した。母乳性黄疸を起こすUGT1A1*6 (p.G71R)多型はGilbert症候群の原因でもあった(Maruo Y. J Pediatr 2016)。低出生体重児でもUGT1A1*6 は母乳性黄疸の原因(Yanagi T. J Pediatr 2017)、核黄疸の危険因子でもあった(投稿中)。「早産児核黄疸の総括的診療ガイドラインの作成」(AMED研究、ID:17824886)に取り組んでいる。 カリフォルニア大学サンディゴ校との共同研究でp.G71Rヒト化UGT1Aマウスを作成した。今後、日本国内に導入し研究を進める。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
母乳性黄疸は後期新生児期にみられる母乳栄養に関連する遷延性高ビリルビン血症である。多くの赤ちゃんにみられ、核黄疸の危険性がある場合もある。そのため母乳性黄疸の背景を明らかにして、管理法を確立することは子育てをする家族や赤ちゃん自身の健康に寄与する。また、超早産児の核黄疸発生を予防するための研究にもつながり、社会に広く貢献するものと考える。
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