研究課題/領域番号 |
15K09718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
垣田 博樹 愛知医科大学, 医学部, 講師 (40528949)
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研究分担者 |
浅井 清文 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (70212462)
青山 峰芳 名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 教授 (70363918)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 新生児低酸素性虚血性脳症 / グリア / 低体温療法 / 一酸化窒素 / エリスロポエチン / サイトカイン / 低酸素性虚血性脳症 / 脳低温療法 / アストロサイト / ミクログリア |
研究成果の概要 |
新生児低酸素性虚血性脳症(HIE)に対して現在まで報告されている有効な治療法としては、低体温療法のみである。本研究ではHIEに対する低体温療法によるグリア機能制御による脳内の微小環境改善 を視野に入れた検討を行った。培養アストロサイト、ミクログリアにおいて低酸素負荷を行い、これらの細胞を低温状態(32-34℃)にすることにより、iNOS、炎症性サイトカインの発現が抑制されることを明らかにした。さらに神経保護作用を有するEryhtropoieitnは低温状態により、高発現が持続することを明らかにした。本研究により、現在もなお予後不良疾患であるHIEの病因および治療法の開発に貢献できるものと考える。
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