研究課題/領域番号 |
15K09770
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
内 博史 九州大学, 医学研究院, 准教授 (50437787)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アトピー性皮膚炎 / FICZ / アリル炭化水素受容体 / フィラグリン / 表皮バリア / 経表皮水分蒸散量 |
研究成果の概要 |
アトピー性皮膚炎の表皮では、フィラグリンの産生低下により角層のバリア機能が低下しているため、外来抗原が容易に侵入し湿疹病変の発症を繰り返す。本研究ではトリプトファン代謝物である6-formylindolo[3,2-b]carbazole (FICZ)が、ケラチノサイトにおいて、アリル炭化水素受容体を介してフィラグリン産生を促進することを明らかにした。次にNc/Ngaマウスを用いたアトピー性皮膚炎モデルにおいて、FICZを局所投与することでフィラグリン量が正常化し、湿疹病変も改善することを明らかにした。今回の結果から、FICZがアトピー性皮膚炎に対する新しい治療選択肢となることが明らかになった
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