研究課題
基盤研究(C)
膜内の信号伝達の要である脂質ラフトを裏打ちする機能蛋白、さらに各種エンドソーム膜上に発現されるGTPase蛋白の、電気けいれん療法後の発現変化を観察し、10日間の抗うつ効果を有する電気痙攣刺激によって、発現が亢進することを見出した。背側海馬領域は情報処理に関与しており、腹側海馬領域はストレス処理、感情機構に関与しているとされている。さらに、電気痙攣刺激により、腹側背側海馬領域にて脳由来神経栄養因子蛋白の発現亢進、 その受容体であるTrkB蛋白のリン酸化亢進(この蛋白の発現自体はリガンド上昇によるadaptation機構によって発現低下している)を確認した。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件)
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