研究課題/領域番号 |
15K09890
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪薬科大学 (2018) 大阪大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
金井 泰和 大阪薬科大学, 薬学部, 助教 (60397643)
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研究分担者 |
垣内 喜代三 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (60152592)
廣原 志保 宇部工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (70413804)
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研究協力者 |
仲 定宏
堺 俊博
田村 磨聖
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 核薬学 / 核医学 / イメージング / SPECT / 糖代謝診断 / FDG / 糖代謝診断薬 / 放射性薬剤 / 放射性医薬品 / Iodo deoxy glucose / 放射性ヨウ素 / 新規SPECT製剤 / 2-Iodo glucose / 糖代謝イメージング / グルコース誘導体 |
研究成果の概要 |
本研究において、我々は2-IDGの放射性ヨウ素による標識合成方法について3,4,6-tri-O- acetyl-D-glucalを用いて、効率的に標識合成する方法を開発した。さらに動物実験により生体内での動態を観察し、その基礎的な性質を評価した。 その結果、標的部位である脳への集積は低く、生体内で脱ヨウ素を起こしている可能性を示唆する結果であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、我々は3,4,6-tri-O- acetyl-D-glucalを用いて効率的に放射性ヨウ素による2-IDGの標識合成する方法を開発した。動物実験においては、改善すべき課題を確認することができた。このことは今後、糖代謝を測定するためのSPECT用診断薬の開発に応用でき、学術的な意義があるものと考える。 また、上述のように本研究により糖代謝を測定するためのSPECT用診断薬の開発への足掛かりができ、今後、糖代謝測定SPECT用診断薬の開発が期待でき、疾患の早期診断などに貢献できる可能性があるものと考える。
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