研究課題
基盤研究(C)
本研究ではxCT阻害剤スルファサラジン、糖ペプチド合成阻害物lysolipin Iと新規抗腫瘍抗生物BU-4664L、ニトロキシドTEMPOを利用して、放射線および温熱による細胞死への影響を調べることである。U937およびMolt-4細胞においてLysolipin IおよびBU-4664Lは処理濃度に依存して細胞死を誘発した。HeLa細胞においてTEMPOは温熱との併用により温熱細胞死の増感効果を示し、その細胞死の様式はオートファジー細胞死であることを明らかにした。アポトーシスからオートファジー細胞死に転換するのはTP53NP1, CDKN1B及びCDKN2D遺伝子が関与することが判明した。
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