研究課題
基盤研究(C)
膵癌は、癌の中で最も予後不良の疾患の一つであり、早急な対策を要する。血清は、in vitroでのアッセイ系において癌細胞の最も強い走化性因子であることが分かっていたが、血清中のどのような因子が最も強い因子なのかは不明であった。本プロジェクトではこの未知の癌細胞走化性惹起因子(=転移促進因子)を探索した。まず癌細胞走化性評価方法を確立した。次に血清中、非タンパク質の疎水性かつ低分子の分画に存在する因子を発見した。またタンパク質としては炎症組織で産生されるS100タンパク群を見出した。これらについて現在、動物実験と患者サンプルでの検討を行っている。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 5件) 備考 (2件) 産業財産権 (1件)
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https://kwweb-res.kawasaki-m.ac.jp/kwmhp/KgApp?section=13&kyoinId=Kgyyggyg
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