研究課題/領域番号 |
15K10270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
坪地 宏嘉 自治医科大学, 医学部, 教授 (50406055)
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研究分担者 |
遠藤 俊輔 自治医科大学, 医学部, 教授 (10245037)
遠藤 哲哉 昭和大学, 医学部, 講師 (50528601)
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研究協力者 |
土橋 洋
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 肺癌 / AMF / Akt / p27 / 非小細胞肺癌 / Skp2 / KPC / Pirh 2 / 予後 / AKT遺伝子 / 自立型細胞運動刺激因子 / 上皮成長因子受容体 / 自律型細胞運動刺激因子 |
研究成果の概要 |
肺癌において、autocrine motility factorのターゲットであるAKT周辺遺伝子の解析を行うとともに、肺癌におけるAkt発現に関して免疫組織化学的解析を行い、臨床病理学的各因子及び予後との相関について検討した。total-Akt、Akt1、Akt2、Akt3がそれぞれ61%, 47%, 41%, 23%の症例で過剰発現していることを見出した。Akt2、p-Akt、cytoplasmic-p-Aktの発現はリンパ節転移と有意に相関していた。AKT1及びAKT2遺伝子の増幅は腫瘍径と相関していた。total-Akt、p-Akt、Akt1-3の発現は予後と有意な相関はなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌において、EGFR-Aktの相互関係、制御機構の意義を推定することができ、肺癌症例の層別化、個別化に結び付くことが期待される。さらに、臨床Stage分類では予見できない進展の早い癌、術後早期再発例を抽出することで、癌症例の更なる細分化につながる可能性がある。
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