研究課題/領域番号 |
15K10328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田中 実 東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (50332581)
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研究分担者 |
稲生 靖 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (50372371)
藤堂 具紀 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80272566)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ウイルス療法 / がん治療用ウイルス / 口唇ヘルペス / G47Δ / 抗腫瘍免疫 / ウイル療法 / がん治療ウイルス / HSV-1 |
研究成果の概要 |
ウイルス療法では、がん治療用ウイルスの直接的な殺細胞効果によりがんが駆逐される。口唇ヘルペスの原因である単純ヘルペスウイルス1型の第3世代がん治療用ウイルスであるG47Δの臨床試験から得られたデータをもとに、G47Δが惹起する抗腫瘍免疫効果を増強する新たな治療法の開発を目指した。50項目以上のサイトカインについて検討し、G47Δ投与後に主にNK細胞が放出するIFN-γや樹状細胞が放出するIL-12が上昇し、Th1活性化が誘導され、抗腫瘍免疫が誘導されることが確認された。ウイルス療法は、今後のがん治療において標準的な治療法として確立されるものと思われる。
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