研究課題/領域番号 |
15K10478
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 (2017) 九州大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
岡崎 賢 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10398092)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 変形性関節症 / 軟骨代謝 / 軟骨変性 / スタチン / 薬物療法 / drug delivery system / DDS / ドラッグデリバリーシステム / 軟骨細胞 / 薬物治療 |
研究成果の概要 |
変形性関節症における軟骨変性を抑制する薬剤としてスタチン製剤に注目し、関節内で徐放させるDDSとして生体内で分解されるPLGAに封入する方法を開発した。臨床で使用されている複数の種類のスタチン製剤を用いて、軟骨細胞に対する作用を比較検討したところ、フルバスタチンが同化作用、異化抑制作用に優れていることを確認した。次にPLGAマイクロスフィアにフルバスタチンを封入した薬剤を作成し、PBSの徐放作用を確認したところ、14日間放出が持続することが示された。ウサギ前十字靱帯切離モデルの関節内に、術後1週で単回投与し、6週で組織学的評価を行ったところ、変形性関節症スコアの有意な低下が認められた。
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