研究課題/領域番号 |
15K10503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
上野 伸哉 弘前大学, 医学研究科, 教授 (00312158)
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研究分担者 |
尾崎 拓 弘前大学, 医学研究科, 特任助教 (70621069)
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研究協力者 |
古川 智範 弘前大学, 大学院医学研究科, 助教 (60402369)
二階堂 義和 弘前大学, 大学院医学研究科, 助教 (50613478)
下山 修司 弘前大学, 大学院医学研究科, 助教 (60736370)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 麻酔作用調節 / GABA-A受容体トラフィッキング / 受容体リン酸化調節 / 麻酔薬 / GABA / 受容体トラフィッキング / 受容体リン酸化 / GABA-A受容体細胞内分布 / シナプス外GABA-A受容体 / ベンゾジアゼピン長期投与 |
研究成果の概要 |
麻酔薬の効果を、その標的であるGABA-A受容体リン酸化を介した輸送機構(トラフィッキング)を利用して調節可能であることを示した。 膜タンパク質であるGABA-A受容体はシナプス直下、シナプス外に存在し神経を抑制させる機能を持つ。シナプスル外への受容体移動が障害されると麻酔効果が減弱し、その減弱効果が脱リン酸化阻害により回復することを実証した。この研究成果は麻酔薬の効果を、投与後に薬物効果発現を担う受容体側の調節により制御、リバースできる可能性を示すものである。
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