研究課題/領域番号 |
15K10508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
石田 高志 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (60531952)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 局所麻酔薬 / 毒性 / 局所麻酔 / 神経毒性 |
研究成果の概要 |
リドカイン毒性のメカニズムを解明するために、FGビーズを用いたリドカイン結合蛋白の網羅的探索を行った。リドカイン固定化磁性ビーズを作成し、HeLa細胞破砕液を用いてリドカインに結合するタンパクの探索を行った。抽出したタンパクに対しウェスタンブロットを行ったところ40, 50, 60 kDaでバンドを認めた。特異的な結合の探索を行うために競合阻害を行ったが競合的に阻害されるバンドは認めなかった。以上の結果より、本研究で認められたバンドは非特異的に結合した結果であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、リドカインの毒性のメカニズムを明らかとすることを目的として研究を行った。リドカイン結合磁性ビーズを用いてリドカインの結合するタンパクを探索した。この研究により、数種類のタンパクがリドカインに結合することが明らかとなった。これらのタンパクのうち特異的に結合するものを調べたが、特異的に結合するタンパクを見つけるには至らなかった。
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