研究課題/領域番号 |
15K10550
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 (2016-2018) 川崎医科大学 (2015) |
研究代表者 |
花崎 元彦 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (60379790)
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研究分担者 |
千葉 義彦 星薬科大学, 薬学部, 教授 (00287848)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 肺移植 / 肺 / 虚血再潅流傷害 / マイクロRNA / 麻酔薬 / RhoA/Rho-kinase |
研究成果の概要 |
ラット肺虚血再潅流(IR)傷害モデルを作成した。Western blot法では、対照群と比較してRhoA、ROCK2の発現レベルが有意に増大していた。リアルタイムRT-PCR法ではmiR-133a-3pが有意に発現低下しておりそのターゲットとであるRhoAタンパク質の発現低下を認めた。これらの発現変動はセボフルランを加えた群で抑制され麻酔薬がIR誘発気道過敏性を抑制する機序が解明された。DNAアレイによる網羅的解析で発現増加した153遺伝子についてGO Slim機能分類解析、Pathway解析を行い、比較的短時間で各種遺伝子発現がダイナミックに変動しIR傷害がもたらされる可能性を示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は肺移植術後に気道過敏性が亢進するメカニズムを解明することである。ラット肺虚血再潅流(IR)傷害モデルを用いてWestern blot法、リアルタイムRT-PCR法を行いmiR-133a-3pおよびそのターゲットであるRhoAタンパク質が気道過敏性亢進の機序であることを解明した。またこの機序は吸入麻酔薬セボフルランで抑制され、麻酔薬が肺移植術の気道過敏性亢進を抑制することを示唆した。DNAアレイによる網羅的解析により各種遺伝子の発現がダイナミックに変動しIR傷害がもたらされる可能性を示唆した。
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