研究課題/領域番号 |
15K10635
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
林 篤正 久留米大学, 医学部, 講師 (20341357)
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研究分担者 |
太田 啓介 久留米大学, 医学部, 准教授 (00258401)
武谷 三恵 久留米大学, 医学部, 助教 (30289433)
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研究協力者 |
橋谷 光
中村 桂一郎
上村 慶一郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 排尿筋 / 間質細胞 / SK3 / 免疫染色化学法 / カルシウムイメージング / 膀胱 / SK3 / PDGFRα / P2Y1 / 免疫染色法 / カルシウムイメージ / ATP / FIB/SEM法 / 膀胱間質細胞 / FIB/SEM |
研究成果の概要 |
排尿筋は主に自律神経の作用により尿を排出する時に収縮し、蓄尿する時に弛緩している。近年、神経以外にも排尿筋の収縮を調節する機能が発見されている。我々は排尿筋束内に存在する間質細胞は自身にKチャネルを豊富に発現していることを見出し、その存在部位の特徴から周辺の排尿筋細胞の収縮を抑制すると想像したが、しかしその間質細胞を興奮させても周囲の排尿筋細胞に抑制性変化は伝えられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化社会に伴い、排尿障害(過活動膀胱、低活動膀胱)の罹患率も増え社会問題化している。現在これらの疾患に対する薬物療法としては自律神経作動薬のみで、効果が薄い患者群もいるため神経作動薬以外の創薬が期待されている。 我々は膀胱壁内の間質細胞で筋束内に存在する間質細胞の機能に注目した。この細胞は自身の興奮を抑えるKチャネルを豊富に発現していることを免疫染色により発見した。これらの間質細胞の興奮が周辺の間質細胞の収縮抑制をするかをカルシウムイメージで観察するもその興奮伝達は観察されなかった。
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