研究課題/領域番号 |
15K10678
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大場 隆 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (50244132)
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研究分担者 |
副島 英伸 佐賀大学, 医学部, 教授 (30304885)
片渕 秀隆 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (90224451)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 間葉性異形成胎盤 / 胎盤 / 早産 / 胎児発育不全 / エピジェネティック変異 / インプリント遺伝子 / インプリンティング / 出生前診断 / 胞状奇胎 / 間葉性異型性胎盤 / 出世前診断 |
研究成果の概要 |
今回の症例集積により、本邦においても間葉性異形成胎盤(PMD)を有する妊娠では約80%が早産に至り、とくにBeckwith-Wiedeman症候群を合併しない児では胎児発育不全や胎児機能不全、そして胎児死亡を呈する危険が高いことが判明した。 これまでPMDの診断は胎盤の肉眼的所見ならびに胎盤病理学的検討によってなされてきたが、PMDの病変は胎盤の部位によって大きな差があることが明らかになった。PMDの本態は胚におけるエピゲノム変異、特にインプリンティング関連領域のメチル化異常であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦においても間葉性異形成胎盤(PMD)を有する妊娠では約80%が早産に至り、胎児発育不全(FGR)や胎児機能不全(NRFS)、そして胎児死亡(FD)を呈する危険が高いことが判明した。PMDを診断し、病態との関連を検討するためには病変の分布を評価し、複数箇所から標本を採取する必要があることを提言した。
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