研究課題/領域番号 |
15K10735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
彭 為霞 日本医科大学, 医学部, 講師 (00535700)
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研究分担者 |
内藤 善哉 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (20237184)
和田 龍一 日本医科大学, 医学部, 准教授 (20260408)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 子宮内膜癌 / 予後 / プロテオーム解析 / 免疫組織化学 / 類内膜癌 / 網羅的な蛋白質解析 / 脱分化 / 類内膜腺癌 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
子宮類内膜癌(endometrioid carcinoma; EC)は婦人科癌では最も多い。我々は網羅的な蛋白質解析および免疫組織化学法により、ECの予後予測バイオマーカーについて検討した。ECの手術材料(G1~G3)を用いて、プロテオーム解析を行った。予後不良とされているG3 ECに特異的に高発現を示したFilaminAを同定した。次に、免疫組織化学法を用い、FilaminAの発現を確認したところ、Filamin Aは、G3 ECにおいて明らかな高発現を認めた(p<0.05)。Filamin Aは、ECの脱分化に関与する可能性が推測でき、予後不良のバイオマーカーとして有用の可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の検討では、Filamin Aの発現は子宮類内膜癌の脱分化に関与する可能性が示唆され、予後不良のバイオマーカーとして有用の可能性が考えられる。
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