研究課題/領域番号 |
15K10761
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
増田 正次 杏林大学, 医学部, 講師 (20317225)
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研究協力者 |
田中 謙二 慶應義塾大学, 医学部, 准教授
渡部 高久 慶應義塾大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | オプトジェネティクス / 蝸牛 / 血管条 / 聴力 / 変動性難聴 / 外側壁 / イオンチャンネル / 遺伝子操作 / 中間細胞 / 難聴 / 可逆性 / NKCC1 / 可逆性難聴 / 内耳 / 内リンパ / 聴覚 |
研究成果の概要 |
変動性内耳障害の原因を解明することを最終目的とした研究である。本研究では蝸牛外側壁の血管条を研究対象とし、研究者が任意のタイミングで可逆的、非可逆的難聴を再現可能な動物モデルを確立させた。餌への抗生剤の添加または除去という容易な方法で緩徐に血管条細胞のイオントランスポーターの発現と抑制をコントロール可能なマウスと、オプトジェネティクスを応用して急速に血管条細胞に摂動を与えることが可能なマウスを作成した。両マウスを用いて変動性難聴のメカニズムを詳細に分析可能であることを確認した。いずれの方法でも蝸牛外側壁は可逆性、非可逆性、変動性難聴の病態に関わっていることが示された。
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