研究課題/領域番号 |
15K10796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
鈴木 真輔 秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (90312701)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / CD147 / 転移 / 上皮間葉移行 / EMT / シグナル伝達 / EMMPRIN / 細胞内シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
舌扁平上皮癌細胞および臨床試料におけるCD147発現と頸部リンパ節転移との関連性の検討から、CD147はS100A9との相互作用を介して舌癌細胞浸潤を誘導し、腫瘍の浸潤先端部癌胞巣におけるCD147の発現は、舌扁平上皮癌患者の頸部リンパ節転移の予測に役立つ可能性が指摘された。また、頭頸部癌細胞ではCD147と Cyclophilin Aの相互作用によりMEKを介するシグナル伝達経路が活性化されることが示唆された。さらにCD147が頭頸部扁平上皮癌のEMT(Epithelial-mesenchymal transition)誘導および細胞遊走や浸潤能などの腫瘍促進能に関与することを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究結果は頭頸部扁平上皮癌の進展機序を、CD147を中心に解明したものであり、頭頸部扁平上皮癌の治療標的としてCD147が候補となりうることが示された。これらの結果は頭頸部扁平上皮癌の新たな治療法の開発につながり、頭頸部癌患者の生命予後を改善させる可能性を持つ。
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