研究課題/領域番号 |
15K10811
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
倉富 勇一郎 佐賀大学, 医学部, 教授 (30225247)
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研究分担者 |
佐藤 慎太郎 佐賀大学, 医学部, 講師 (50304910)
門司 幹男 佐賀大学, 医学部, 助教 (90380782)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 頭頸部癌 / 上皮成長因子受容体 / セツキシマブ / 抗体依存性細胞障害活性 / 舌癌 / 分子標的薬 / ラミニン / 上皮増殖因子受容体 |
研究成果の概要 |
上皮成長因子受容体(EGFR)抗体薬セツキシマブ(Cmab)はEGFR活性阻害により抗腫瘍効果を示すとされている。佐賀大学医学部附属病院でCmab治療を受けた頭頸部癌患者のCmabによる抗腫瘍効果について、以下の結果が得られた。①Cmabに対する高感受性を示す患者が10-20%程度みられた。②Cmab高感受性患者では、Cmabによる縮小効果が早期にみられた。③早期の縮小はCmabにより誘導される抗体依存性細胞障害活性 (ADCC)によると考えられた。以上から、頭頸部癌患者のCmab感受性診断としてCmabで誘導されるADCC活性の測定が有用なバイオマーカーになる可能性が示唆された。
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