研究課題/領域番号 |
15K10901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
岡田 アナベル・あやめ 杏林大学, 医学部, 教授 (50303962)
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連携研究者 |
中山 真紀子 杏林大学, 医学部, 助教 (30736278)
慶野 博 杏林大学, 医学部, 准教授 (90328211)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 眼炎症 / ぶどう膜炎 |
研究成果の概要 |
本研究ではnuclear factor-kappa B(NF-kB)に注目し、眼炎症疾患におけるNF-kBを標的とした新たな治療法の開発を目的に新規低分子NF-kB 阻害剤DHMEQによる網膜色素上皮細胞株への抗炎症効果の検討を行ったところ、接着分子(ICAM-1)、IL-8やMCP-1などの発現がDHMEQを加えることにより有意に抑制された。実験的自己免疫性ぶどう膜網膜炎(EAU)に対するDHMEQの眼局所投与の有効性を検討したところ、有意な抑制効果は観察されなかった。本結果からぶどう膜炎におけるDHMEQの有用性が示唆されたものの、その投与経路、投与量については今後さらなる検討を要する。
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