研究課題
基盤研究(C)
重症・難治性のリンパ管腫(リンパ奇形)は有効な治療法がなく、患者QOL改善のため世界中で新たな治療法開発が待たれている。我々はリンパ管腫切除組織より確立したリンパ管腫由来リンパ管内皮細胞株をマウスへ移植することによりヒトリンパ管腫モデル動物を得た。一方、ゼラチンを用いた in vitroの3Dリンパ管(リンパ管腫)モデルの最適化を検討し、それらを用いていくつかの薬剤の効果及び疾患関連遺伝子の機能を検討した。特に治療に用いられているOK-432のリンパ管内皮細胞への直接的な影響を検討し、内皮細胞による取り込み、遺伝子発現プロファイルを検討している。これらの成果は現在まとめを行っている。
重症・難治性のリンパ管腫(リンパ奇形)は有効な治療法がなく、患者QOL改善のため世界中で新たな治療法開発が待たれている。治験が始まっている内服薬mTOR阻害剤はあるが、根治を得るものではなく、引き続き基礎的研究を進めねばならない。この研究におけるモデル動物およびin vitroモデルの確立により新たな治療薬、治療法の検討が可能となる。現在、平行して行われているリンパ管腫特異的発現遺伝子の意義を確定し、標的を絞った上でモデル動物およびin vitroモデルで検討する。他に遺伝子変異に関する研究が海外でなされており、その情報も合わせて検討することで最終的に 大きな成果が期待される。
すべて 2019 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (24件) (うち査読あり 15件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (38件) (うち国際学会 2件、 招待講演 6件) 図書 (3件) 備考 (1件)
Regen Ther.
巻: 14 ページ: 84-91
10.1016/j.reth.2018.12.001
小児外科
巻: 51 ページ: 80-85
Surg Today
巻: 49 ページ: 410-419
Surg Today.
巻: 2 号: 7 ページ: 2-2
10.1007/s00595-018-1640-0
巻: 50 ページ: 1500-1503
小児内科
巻: 50 ページ: 222-224
巻: 49 ページ: 630-634
日本小児救急医学会雑誌
巻: 16 ページ: 235-235
日本周産期・新生児医学会雑誌
巻: 53 ページ: 5050-505
日本臨床外科学会雑誌
巻: 78増刊 ページ: 387-387
Pediatr Blood Cancer.
巻: 63 号: 5 ページ: 832-8
10.1002/pbc.25914
巻: 48 ページ: 894-900
巻: 48 ページ: 933-937
小児科臨床
巻: 69 ページ: 1773-1779
巻: 51 ページ: 1423-1426
巻: 48 ページ: 1241-1246
巻: 48 ページ: 1275-1280
巻: 48 ページ: 1320-1328
巻: 48 ページ: 1335-1340
巻: 47 ページ: 775-782
巻: 47 ページ: 907-916
臨床整形外科
巻: 50 ページ: 531-539
日本臨床
巻: 73 ページ: 1777-1788
40020598227
http://www.lymphangioma.net