研究課題/領域番号 |
15K10986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
巽 博臣 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70404613)
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研究分担者 |
升田 好樹 札幌医科大学, 医学部, 教授 (10244328)
高橋 科那子 札幌医科大学, 医学部, 助教 (60772316)
赤塚 正幸 札幌医科大学, 医学部, 助教 (60808161)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 六君子湯 / グレリン / 重症患者 / 消化管蠕動 |
研究成果の概要 |
侵襲後の消化管蠕動の低下に関して、六君子湯の有効性の機序の解明を目的として研究を行った。腹膜炎モデルを作製し、胃蠕動に関与する血漿グレリン濃度を測定した。また、胃蠕動低下に対する六君子湯の有効性の機序を、グレリン濃度への影響の側面から検討した。侵襲後に低下した食餌摂取量や水分摂取量は六君子湯投与により早期に回復した。六君子湯投与群では体重の回復も対照群に比べて数日早いことが示唆された。投与群では活性化グレリン濃度が高く、不活性化グレリン濃度が低い傾向がみられたため、経口摂取の回復には活性化グレリンへのシフトが関与していることが示唆され、六君子湯は活性化グレリンの増加に関与していると考えられた。
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