研究課題/領域番号 |
15K10988
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
六車 崇 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (50330569)
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研究分担者 |
森村 尚登 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (20239685)
問田 千晶 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (30632632)
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研究協力者 |
塚原 紘平
清水 直樹
志馬 伸朗
藤原 武男
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 小児救急 / 小児集中治療 / 重症度スコアリング / 救命救急 / 小児救命救急 / 予後予測 |
研究成果の概要 |
小児重症例を診療する計20の施設から、データベースを用いて11508例のデータを得た。 27~29年度のデータ8596例から、豪州で開発された既存の予測致死率スコア PIM2 (Pediatric Index of Mortality) と同じ説明変数を用いた多変量ロジスティック回帰モデルを用いて算出式を作成した。 これを30年度の2912例を用い検証。識別能(ROC曲線下面積)は 0.957 (PIM2では0.965) は同等、適合度(hosmer-lemeshow 検定)は 8.84 (同 7.49) と若干改善、実死亡率との乖離(標準化死亡比) 0.85 (同 0.47)と大幅改善していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重篤な小児傷病者の発生は 国内では少数であるが、診療および医療体制の整備は 極めて重要な課題である。 診療内容や診療体制の整備のうえでは、搬入時の状態から予測される死亡率(予測致死率)と 実際の死亡率(実死亡率)の差を検証することが不可欠となる。しかしながら、疾患分布・医療事情・社会背景等、種々の要因の影響を受けるため、諸外国で作成されたスコアリングの応用は、データの誤った解釈に繋がりうる。 そのため、現在の本邦の医療水準に適合した予測致死率スコアリングの算出法を開発した。実死亡率との乖離が大幅に改善した算出式により、日本国内の重篤小児診療の より妥当な指標による実績検証に寄与しうる。
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