研究課題/領域番号 |
15K10989
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 東京大学 (2017) 横浜市立大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
森村 尚登 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (20239685)
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研究分担者 |
後藤 隆久 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (00256075)
坂本 哲也 帝京大学, 医学部, 教授 (40365979)
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研究協力者 |
大井 康史
酒井 拓磨
佐藤 公亮
野垣 文子
篠原 真史
松本 順
安部 猛
藤井 裕人
土井 智喜
六車 崇
春成 伸之
伊巻 尚平
竹内 一郎
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 毛細血管再充満時間 / Capillary refill time / 敗血症 / 組織還流 / ショック / モニタリング / capillary refill time / 解析・評価 / 救命 |
研究成果の概要 |
パルスオキシメータの原理を応用して爪床圧迫前後の近赤外光と赤色光の透過光変化から定量化した毛細血管再充満時間(Q-CRT)ならびに吸光度変化(ΔAb)と、血中乳酸値・敗血症との関連を検討した。救急外来内因性疾患例で、乳酸値≧2mmol/L群は<2mmol/L群に比して有意にΔAb値が低く、高乳酸血症予測の感度は64%、特異度は75%であった。敗血症予測におけるQ-CRTのカットオフ値は3.3秒、感度55%、特異度82%。予測精度はq-SOFAと同等で、SIRSよりも高い特異度を示した。ΔAbは高乳酸血症の診断に優れた指標であり、Q-CRTは敗血症予測の有用なパラメータであることが示された。
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