研究課題
基盤研究(C)
口腔内は常に創傷・温熱刺激・細菌・ウィルス感染・異物接触などのストレスに曝されており、難治性の口腔粘膜炎症を引き起こすことが多い。このような口腔内慢性炎症は、ときに口腔前がん病変、さらには発がんの原因に繋がり、その病態メカニズムの解明は重要である。最近の研究により、様々な炎症性疾患に共通した細胞内現象として、小胞体ストレスが注目されている。そこで本研究では、in vitroおよびin vivo炎症モデル実験系を用いて、炎症病態に関わる主要な細胞の一つ、マクロファージの分化・活性化・アポトーシスの分子機構を、小胞体ストレスシグナルの観点から解明し、炎症性疾患の克服に繋げることを目指す。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 3件)
Scientific Reports
巻: ー 号: 1 ページ: 7317-7317
10.1038/s41598-018-25724-x
Cell reports
巻: 13 号: 5 ページ: 944-956
10.1016/j.celrep.2015.09.047
Neurobiology of Disease
巻: 82 ページ: 478-486
10.1016/j.nbd.2015.08.010