研究課題/領域番号 |
15K11094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
猪俣 恵 朝日大学, 歯学部, 准教授 (40553798)
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研究分担者 |
村上 幸孝 朝日大学, 歯学部, 教授 (60239506)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯周病関連細菌 / 自然免疫 / 血清抵抗性 / 糖修飾 / 外膜タンパク質 / 歯肉線維芽細胞 / Toll-like receptor / Porphyromonas gingivalis / Tannerella forsythia / OmpA様蛋白質 / 細胞付着・刺激性 / 細胞付着 |
研究成果の概要 |
代表的な歯周病関連細菌であるPorphyromonas gingivalis(Pg)およびTannerella forsythia(Tf)は外膜蛋白質としてOmpA様蛋白質(OmpALPs)を有するが、OmpALPsの病原性への関与は明らかにされていない。本研究計画の実施によって、Pg由来OmpALPが血清抵抗性と細胞刺激性に関与すること、さらにはTf由来OmpALPの糖修飾様式と宿主レクチンへの結合能を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の実施によって、今まで理解されてこなかった歯周病関連細菌の有する主要な外膜蛋白質の宿主に及ぼす影響、すなわち病原性を明らかにすることができたと考える。得られた研究成果は、腸内細菌のOmpA蛋白質にも反映すると考えられるため、歯科医学のみならず、基礎医科学・生物学においても有益な知見となると思われる。
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