研究課題
基盤研究(C)
本研究では,ヒト口腔癌の癌幹細胞を標的とした新しい診断治療法を開発することを目指し,口腔扁平上皮癌細胞(OSCC)より分離したCD133陽性細胞群の細胞・分子生物学的特性解析を無血清培養系で行った。その結果,OSCCでは陽性細胞から陰性細胞へ,あるいは陰性細胞から陽性細胞へのトランジット機構が存在し,EGFやSHHは陰性細胞から陽性細胞へのトランジットを促進していると考えられた。一方,抗癌剤や低酸素環境は陰性細胞のみを標的としており,陰性細胞から陽性細胞へのトランジットは阻害していないと考えられた。陽性細胞 OSCCの機能維持には,EGFおよびSHH経路が重要な働きをしていると考えられた。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 5件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)
In Vitro Cellular & Developmental Biology - Animal
巻: 53 号: 9 ページ: 810-817
10.1007/s11626-017-0183-9
PLOS ONE
巻: 12 号: 11 ページ: 1-16
10.1371/journal.pone.0187092
120006799373
Pathology International
巻: 68 号: 1 ページ: 31-35
10.1111/pin.12609
Photodiagnosis and Photodynamic Therapy
巻: 14 ページ: 104-110
In Vitro Cell Dev Biol Anim.
巻: 52 ページ: 252-264
J Steroid Biochem Mol Biol.
巻: 164 ページ: 79-84
広大歯誌
巻: 47 ページ: 97-110
40020725059
10.1016/j.pdpdt.2015.12.009
巻: 52 号: 2 ページ: 252-264
10.1007/s11626-015-9968-x
J Steroid Biochem Mol Biol
巻: 9 ページ: 79-84
10.1016/j.jsbmb.2015.09.043
Int J Oral Maxillofac Surg
巻: in press 号: 7 ページ: 125-133
10.1016/j.ijom.2015.03.013