研究課題/領域番号 |
15K11342
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
石田 雄之 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (00516297)
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研究分担者 |
鈴木 淳一 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (90313858)
岩崎 剣吾 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (40401351)
細道 純 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 講師 (00420258)
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研究協力者 |
山口 博之
畑野 香澄
李 凱
Narubhorn Ongprakobkul
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | SDF-1 / 矯正歯科 / 歯の移動 / AMD3100 / 矯正的歯の移動 / 骨代謝 / 移動促進 / ピエゾサージェリー / 組織学 / 生化学 |
研究成果の概要 |
矯正的歯の移動動物モデルを用いて、SDF-1がどのような役割を果たしているか調査した結果、歯の移動時に圧迫側歯根膜にSDF-1発現が認められた。また、SDF-1/CXCR4シグナル阻害剤であるAMD3100を全身投与することで、歯の移動が継続的に抑制されるが抑制効果が経過時間依存的に減少したこと、歯の移動に関わるSDF-1、Cathepsin K、Runx2発現が減少することを明らかとした。この効果は局所投与した際も認められれた。以上の結果から、矯正的歯の移動時にSDF-1/CXCR4シグナルがその初期段階において大きな役割を果たしていることを明らかとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、これまで知られていなかった矯正力による歯の移動時の歯槽骨代謝において、ケモカインであるSDF-1が歯の移動の初期段階において発現されること、また骨折治癒などにおける関与が注目されるSDF-1/CXCR4シグナルの新たな役割が明らかとなり、SDF-1/CXCR4シグナル制御による歯槽骨代謝活性制御法を発展させ、安全かつ効率的な歯の移動を促進する新規治療法開発の基盤研究となることが期待される。
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