研究課題/領域番号 |
15K11366
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
平野 慶子 岡山大学, 大学病院, 助教 (50335618)
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研究分担者 |
藤田 一世 岡山大学, 大学病院, 講師 (00437386)
仲野 道代 (松本道代) 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30359848)
高島 由紀子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (30589768)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 小児がん / 幹細胞移植 / 口腔内細菌 / 乳酸桿菌 / 齲蝕 / 歯周病細菌 / ミュ-タンス連鎖球菌 / 周術期歯科治療 / 造血幹細胞移植 / 歯周病菌 / ミュ-タンスレンサ球菌 / 周術期 / 小児 / 口腔レンサ球菌 / 歯周病 / 悪性腫瘍 |
研究成果の概要 |
悪性腫瘍の治療のために造血幹細胞移植を受けた小児において、口腔内の状況が悪化していることが多い。このことは、移植前後において口腔環境が激変することにより、口腔内の細菌叢が変化している可能性が示唆される。本研究では、移植前および移植後に唾液とプラークの採取しDNAを抽出し、それらを用いて代表的な口腔細菌についてPCR法を用いて検出した。その結果、口腔レンサ球菌の出現の頻度には大きな変化は無かったが、歯周病細菌においては術後に検出される菌の種類が増加していた。また乳酸桿菌は術後では9割の患者から検出された。以上の結果から、口腔内細菌叢は変化し、歯肉炎や重度の齲蝕を引き起こしている可能性が示された。
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