研究課題/領域番号 |
15K11447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
柳 文修 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (50284071)
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研究分担者 |
河合 泰輔 日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (30350143)
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研究協力者 |
谷尻 豊寿 株式会社メディックエンジニアリング
岡田 俊輔
岡田 亜由美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 個人識別 / 相同モデル / 歯列石膏模型 / 主成分分析 / 法歯科医学 / 身元確認 / 石膏模型 |
研究成果の概要 |
本研究課題は身元確認時の照合資料として、歯科医院にて大量に作製・廃棄される歯列石膏模型を使用し、照合方法として、数値的に形状比較を可能にする相同モデル化理論を応用することで、個人識別における新たな一手法を開発し、その可能性と有用性を検討したものである。データの各加工段階において、至適条件を検討・設定し、照合作業を行った結果、本手法は良好な識別精度を有することが確認された。社会実装に向けての課題はあるものの、国内外の学会でも高い評価を受けた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大規模災害時の身元確認における歯科的個人識別の有効性は高いが、照合すべき生前資料についてはデータベース化されたものはない。高齢化に伴い、身元不明遺体も増加傾向にある中、各種歯科情報のデジタル化が急務である。歯科医院で長期保管されている歯列石膏模型は歯科用CTや3Dスキャナーで容易にデータ化が可能で、数値的な形状比較を可能とする相同モデル化理論を応用することで個人識別の効率化に寄与できる。本研究内容は法歯学分野において、歯列石膏模型の新たな有用性を検証した前例のない試みであり、国内外で高い評価を得た。
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