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足背の皮静脈と神経・動脈との位置的関係による安全な静脈穿刺部位の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15K11480
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関青森中央学院大学

研究代表者

三國 裕子  青森中央学院大学, 看護学部, 准教授 (80707323)

研究分担者 千葉 正司  弘前学院大学, 看護学部, 客員教授 (40003652)
研究協力者 成田 大一  
下田 浩  
藤澤 珠織  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード静脈穿刺 / 足背 / 皮静脈 / 皮神経 / 動脈 / 看護技術 / 局所解剖学
研究成果の概要

足背の皮静脈については、これまでの足背静脈弓における弓形の特徴に加え、皮静脈の深層と浅層の出現に着目した新たな視点による走行パターンを作成した。足背の皮神経に関しては、本研究と先行研究での走行パターンの要素を融合させた走行パターンの創出を行っている。
さらに、本結果と生体における静脈穿刺部位の頻度を照合した結果、足背における安全な静脈穿刺部位は足背上行静脈の中間部位の可能性が高いことが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、解剖学の専門家と解剖経験のある看護学の専門家が学際的に連携した研究である。従って研究成果として次の点が挙げられる。まず、足背の皮静脈・皮神経を中心とした、新たな局所解剖学的な知見を得ることができる。さらに、足背における静脈穿刺部位の選定について、その科学的根拠を解剖学の視点より明確にしたことにより、看護学への寄与につながると考えられる。社会的には、足背における安全な静脈穿刺部位を明らかにすることにより、静脈穿刺部位の選定が容易となり、採血・静脈注射などの静脈穿刺の医療・看護技術が向上することが考えられる。この技術の向上は、静脈穿刺に関する医療事故の防止へつながるという意義を持つ。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件)

  • [雑誌論文] 足背における皮静脈の走行に関する解剖学的研究-静脈可視化装置を用いた検討-2018

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、藤澤珠織、千葉正司
    • 雑誌名

      青森中央学院大学紀要

      巻: 第29号

    • NAID

      120006536879

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 足背における皮神経の形態学的考察2018

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、千葉正司、成田大一、下田浩
    • 学会等名
      第123回日本解剖学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 足背における皮神経の形態学的考察2017

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、千葉正司、成田大一、下田浩
    • 学会等名
      第122回日本解剖学会全国学術集会
    • 発表場所
      長崎大学(長崎県長崎市)
    • 年月日
      2017-03-28
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 足背動脈と深腓骨神経の局所解剖2017

    • 著者名/発表者名
      千葉正司、三國裕子、成田大一、下田浩
    • 学会等名
      第122回日本解剖学会全国学術集会
    • 発表場所
      長崎大学(長崎県長崎市)
    • 年月日
      2017-03-28
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 足背の安全な静脈穿刺部位に関する解剖学的研究-静脈可視可能装置を用いた分析-2017

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、藤澤珠織
    • 学会等名
      第37回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 看護学と解剖生理学のScientific Collaboration ― 教育、研究・ケア開発の現状と課題―2017

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、藤澤珠織、他
    • 学会等名
      第37回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 足背における安全な静脈穿刺部位の選定-献体と臨床調査の比較から―2016

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、藤澤珠織
    • 学会等名
      第36回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      東京国際フォーラム(東京都千代田区)
    • 年月日
      2016-12-10
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 足背の皮静脈に関する局所解剖学的研究2016

    • 著者名/発表者名
      三國裕子、千葉 正司、成田 大一、下田 浩
    • 学会等名
      第121回日本解剖学会総会
    • 発表場所
      ビッグパレットふくしま(福島県郡山市)
    • 年月日
      2016-03-28
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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