研究課題/領域番号 |
15K11554
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
星野 純子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 准教授(移行) (50369609)
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研究分担者 |
古川 直美 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (40290035)
橋本 麻由里 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (40228424)
武藤 英理 大垣女子短期大学, その他部局等, 講師 (60724317)
西田 友子 椙山女学園大学, 看護学部, 講師 (70621762)
堀田 将士 岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教 (30769625)
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研究協力者 |
栗田 孝子
武藤 英理
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 看護師 / 看護管理学 / 人材育成 / 学習 / 看護実践能力 / キャリア発達 / キャリア / 臨床教育指導者 |
研究成果の概要 |
本研究は、看護師の臨床教育からの学習(以下、教育による学習)を測定する質問紙を開発し、看護師の教育による学習と看護実践能力との関連をみる質問紙調査を実施した。 看護師は、教育により次のことを学習していた:【看護の基本の習得】【仕事に対する視野の拡大】【人としての自己の成長】【自部署での業務能力の習得】【看護職としての自律性の習得】。これら5因子と看護実践能力13のコンピテンスには、相関係数0.13-0.33の範囲ですべて有意な関連がみられた。また、看護実践能力13のコンピテンスすべてに関連がみられた教育による学習の因子は、【看護職としての自律性の習得】と【人としての自己の成長】であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、開発する看護師の臨床教育からの学習尺度について、実践ですぐに活用できるものとするために、現在、臨床教育としてすでに病院で実践されている看護師への教育を学習項目として用い、臨床で学習している看護師を対象に調査を行った。本尺度を実施することで、教育者からの教育と受け手である看護師の学習がかみ合った学習になっているのか測定することができると考える。また、看護実践能力と関連がみられた【看護職としての自律性の習得】と【人としての自己の成長】といった学習因子は、看護師が教育から学び取り自己の能力をあげることにつながっている学習であると考えられ、教育プログラムに組み入れていくことが求められる。
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